#879 中動態 middle voice ってなに? from Radiotalk
「能動態」でも「受動態」でもない、第3の態「中動態」ってなに?
ポッドキャストアワード推薦作品でもある「10分言語学」から、今回は「中動態(middle voice)」をテーマにしたエピソードをお届けします。聞き慣れない言葉かもしれませんが、実は私たちの日常的な表現とも深く関わっている、とても興味深い概念なんです。
能動でも受動でもない第3の「態」があるんです。
学校の英語の授業では「能動態」と「受動態」を習いますが、言語によってはそのどちらにも属さない「中動態」という区分が存在します。特に古典ギリシア語などを学んだことがある方には馴染み深いかもしれません。この中動態は、動作の作用が自分自身に返ってくるような性質を持っており、言語学的な面白さが詰まっています。
「洗う」という動作を例に考えてみましょう。
例えば「洗う」という動詞。日本語では対象が誰であっても同じ形を使いますが、中動態を持つ言語では「子供を洗う」場合と「自分の体を洗う(再帰的)」場合で、動詞の形を使い分ける必要があるそうです。このように「動作の主語に何らかの変化が起きる」という特徴が、中動態を理解する大きなヒントになります。
英語の身近な表現の中にもそのエッセンスが隠れています。
一見、中動態とは無縁に思える英語でも、実は「This book sells well(この本はよく売れている)」のように、多動詞が自動詞的に使われる表現が中動態に近い役割を果たすことがあるそうです。他にも感情や姿勢を表す動詞にまつわる、意外な言語学的背景についても触れられています。さらに深い話が続きますが、続きはぜひ本編をお聴きください。
※この要約はAIによって自動生成されたものです。内容に誤りを含む場合があります。
※リンク先で「ポッドちょっとから来ました」とコメントいただけるとうれしいです
