ニュースにいっちょ噛みしたい私たち。辻村深月さんの『ファイア・ドーム』を読んだ
地方都市という閉鎖的なスノードームの中で、噂の火の粉が舞い上がる。
今回のエピソードでは、辻村深月さんの新刊『ファイア・ドーム』(上下巻)を読了したばかりのパーソナリティが、読み終えたばかりの興奮冷めやらぬ様子で、この作品の濃密な魅力について語っています。
上下巻セットで読むべき理由が語られます。
上下巻あわせて900ページという圧倒的なボリュームですが、その重さを感じさせない没入感があります。物語が後半に向けて加速する構成のため、ぜひセットで手元に置いて、一気に読み切ることをおすすめしたいとのこと。逃げ場のない物語の緊張感に、思わず睡眠時間を削って読んでしまったという裏話も披露されています。
地方都市という閉鎖的な環境が物語の鍵です。
地方都市を一つのスノードームに例え、一度噂が広がると逃げ場がなくなる様子が描かれています。音楽準備室での出来事から端を発し、人々の視線や噂話が火の粉のように舞い上がる描写が非常にリアルです。私たちは他人の人生を物語として消費していないかと、読者自身の心にある野次馬的なエゴを静かに問いかけてくるような感覚を味わえます。
登場人物たちが抱える葛藤に引き込まれます。
物語の中心には、事件当時に先生であった女性と、彼女を支える恋人である記者の視点があります。あるシーンで、先生が生徒を救えなかったと悔やむ複雑な心境が語られますが、ここでの彼女の行動が物語の後半でどう響いてくるのかが気になります。続きはぜひ本編でお聴きください。
※この要約はAIによって自動生成されたものです。内容に誤りを含む場合があります。
※リンク先で「ポッドちょっとから来ました」とコメントいただけるとうれしいです
